駄菓子とハンドメイド雑貨を販売する店「だがしとざっか しょっこらん」が2月8日、山口市阿知須にオープンした。
店主の弘中由香さんは宇部市出身で阿知須在住のハンドメイド作家。「将来的に駄菓子屋をやりたいと以前からなんとなく考えてはいたが、たまたま商工会の方に話したのがきっかけで良い物件を紹介していただき、このチャンスの波に乗ってみようと出店を決めた」と話す。
店内は、約90種類の駄菓子とハンドメイド作家13人の作品が並ぶ。ハンドメイド雑貨は、アクセサリーやイラスト、缶バッジ、つまみ細工、バルーンギフト、バッグなど。県内で焼き菓子を販売している「calme」の焼き菓子も取り扱う。
15年前からハンドメイド活動をしている弘中さんは「始めたばかりの人や、県内でまだ認知されていない作家さんの応援をしたくて店内に雑貨スペースを設けた。いろいろなジャンルの作家さんが集まったので、幅広いお客様に楽しんでもらえるはず」と話す。
店名の「しょっこらん」はアラビア語で「ありがとう」の意味があり、子どもに読めるように全てひらがな表記にした。弘中さんは「阿知須地区は子どもが増えているが、子どもが楽しめる場が少ないように思う。今後はゲームコーナーなども作って、子ども達の憩いの場となるような店にしていきたい。お母さんが雑貨、お子さんは駄菓子で楽しんでもらえたら。来た人みんなが楽しめるお店にしたい」と笑顔を見せる。
営業時間は13時~18時。不定休。