焼き肉店「ひまり」(山陽小野田市日の出3、TEL 050-8882-6658)が2月1日、JR小野田駅前にオープンした。
店主は萩市出身の吉村公明さん。これまで異業種で働いていた井上昌和さんが店長を務める。店内にボックス席とカウンター席、個室2部屋の全40席を設ける。
吉村さんは「若い頃から『小野田青年会議所』のメンバーとして活動し、今年で11年目になる。当市の出身でないにもかかわらず、温かく受け入れてもらい、周りの方に育ててもらった。お世話になった人たちに恩返しがしたいと思っていた中で、元々下関の野球チームで知人だった井上さんと5年ほど前に再会し、今後の夢について熱く語り合った。元々食べることが好きで飲食に興味があり、何か楽しんでもらえることがしたいと意気投合し、出店に至った」と話す。
地産地消にも重点を置き、野菜や米などは地元産や山口県産の良質のものを使用するという。「宿泊する人や出張で来た人にも山口のおいしさを知ってもらいたい」と吉村さん。
メニューは、「ひまりタン」(1,800円)、「山口県産 燦 焼しゃぶ」(1,000円)、数量限定の「中山特上カルビ」(2,400円)、「ひまりハラミ」(1,300円)、生の状態で仕入れるという「ひまりホルモン」(1,100円)、「ひまりきなこ豚」「ひまり黒かしわ」(以上1,000円)、「熊本県産シャトーブリアン」(4,500円)、「キムチ」(500円)、自家製の「ひまりご飯」(300円~)など。
ドリンクは、ビールやサワー、ワイン、マッコリ、地酒、ソフトドリンクなどをそろえる。客単価は7,000円~8,000円。
吉村さんは「3日間のプレオープンには150人が来店してくれた。楽しそうなお客さまの表情や会話の中から、良い時間を過ごしてもらえていると感じている。他店と比べると少し高い値段設定になっているが、質の良い料理を提供しているという自負がある。高級感のある、ちょっとおしゃれで粋な雰囲気で『良いもの』を食べたいときに1人でも寄れる店として、地元の方が愛着を持てる店になれば。隠れ家的ながらも、山口一番の店を目指したい」と笑顔を見せる。
営業時間は17時~23時。月曜定休、日曜不定休。