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宇部・松島町に「鉄板酒家 幸のり」 鉄板焼き料理を割烹スタイルで

「ライブ感と一番美味しい瞬間を楽しんで」と枝光さん

「ライブ感と一番美味しい瞬間を楽しんで」と枝光さん

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 鉄板焼き割烹「鉄板酒家 幸のり」(TEL 090ー8164ー9837)が2月9日、宇部市松島町にオープンした。

同店が提供する料理

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 店主は、防府市出身で料理人歴35年となる枝光幸徳さん。中華料理人として県内の飲食店などで経験を積み、国際ホテル宇部(松島町島1)内の鉄板焼き「旬」に約7年間勤務した後、独立開業した。

 提供する料理は和洋中を問わず、中華の技法を取り入れる。枝光さんは「たくさん支えてもらった地域に食で恩返しできればと開業した。長年歩んできた中華のエッセンスを加えて鉄板の上で進化させる。鉄板焼きの可能性を追求し、枠にとらわれない料理を提供していきたい」と話す。

 店舗面積は約12坪。グレーを基調にした店内は、「鉄板焼きとお酒のペアリングを楽しんでもらえる空間」をコンセプトに、鉄板を囲むようにカウンター席8席を配置し、料理の様子が楽しめるようにした。

 使用する食材は、A4・A5ランクの牛肉のほか、サラダ赤カブ「もものすけ」や「松なめこ」など「一般家庭ではあまり使わない、巷に出回ってないような野菜」(枝光さん)を使うという。「なじみのある食材も、焼き方次第でこんなに変わるんだ、こんな食べ方があるんだと発見してもらえたら」と枝光さん。

 現在は、黒毛和牛フィレ肉や「とろとろ角煮と焼き野菜」「大海老の鉄板チリソース」など9品が付く「おまかせコース」(9,900円、要予約)を提供する。3月からは、12,100円と16,500円の価格帯を用意するほか、20時半以降から「ダイニングバータイム」とし、席が空いている場合は、カジュアルな二次会需要にアラカルトなどを提供する。

 アルコールは、赤・白・スパークリングなどのワインを中心にそろえるほか、「紹興酒」「杏露(あんず)酒」などの中国酒やチャミスル、ビール、ウイスキー、ソフトドリンクなどを用意する。

 枝光さんは「鉄板の醍醐味は、料理を目の前で創り上げていくライブ感と、食材が一番美味しい瞬間を食すこと。どうやって作るのか、調理の過程にも注目してもらいながら、香りがワクワクをそそり、目でも舌でも楽しめるエンターテインメントと新たな食との出会いを楽しんでもらえたら」と話す。

 営業時間は17時~24時。月曜定休。

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