山口市阿知須のSC・サンパークあじす内に「うどん処 やぐら」がオープンして1カ月がたった。オープン日は2月23日。
同店は、宇部の「うどん・そば 壱 上宇部店」の姉妹店で、2021年8月にオープンした「うどん・そば 壱 サンパークあじす店」がリニューアルした。店内にカウンター席とテーブル席合わせて50席を備える。
店主の吉田雅史さんは「ファミリー層の需要に重点を置くため、昨年秋にリニューアルを決意した。今後は、近隣の飲食店や多業種とのコラボに積極的に取り組み、子どもたちが楽しめる店作りをしていきたい。大人になった時に『子どもの頃によく家族と来たな』と思い出してもらえるように長く愛される店にしていきたい」と話す。
提供するうどんは、地元の製麺所から取り寄せるオリジナルの麺を使用する。カツオと昆布でだしを取り、やや甘めの味付けでもちもちとした食感を売りにする。メニューは、定番の「かけうどん」(420円)、「肉うどん」(650円)、「わかめうどん」(510円)、「ざるうどん」(520円)、「カレーうどん」(750円)、おもちゃが付く「おこさまうどん」(550円)など。無料でそばに変更できる。
自分で選ぶトッピングは常時10種以上を用意。かき揚げ(180円)、ごぼう天(130円)、えび天(190円)、さつまいも天、ナス天(以上140円)など。このほか、「親子丼」(690円)、「カツ丼」「唐揚げ丼」(以上760円)などの丼メニューや、「卵かけご飯」(240円)、「やまかけご飯」(300円)、おにぎり各種(150円)を用意する。
同店は「祭り」をテーマに掲げ、屋台メニューも提供する。ラムネや綿あめのほか、同店程近くの果物専門店「POMONA FRUITS(ポモナフルーツ)」の「りんご飴」(450円~)などを用意する。
吉田さんは「平日のランチ時はビジネスマンのグループ利用、土日はファミリー連れなど、若い世代の来店が増えた。屋台メニューをもっと充実させ、ビジネスマン向けの定食のラインナップも増やしたい。やぐらがお祭りの中心にあるように、笑顔が集う店になれば」と笑顔を見せる。
営業時間は10時~21時。営業時間は変更する場合がある。