ドイツビールを楽しむイベント「山口オクトーバーフェスト2024」が4月26日、山口市中央公園(中園町7)で始まった。主催は山口朝日放送(yab、中央3)。
「オクトーバーフェスト」はドイツ発祥のドイツビールの祭典で、2018(平成30)年に同社が県内で初開催。コロナ禍の影響で4年ぶりに開催した昨年は、約54500人が来場した。今年は5月6日までの11日間行う。
同社ビジネス戦略部の池内誠副部長は「昨年は土日が雨で来場者数に多少影響したが、コロナ禍が明けるタイミングということもあり、多くの来場があった。今年は営業日が昨年より1日多く、平日の営業時間も長くして6万人の来場を目指す」と話す。
会場で提供するのは、日本初上陸の醸造所も含めた本場ドイツの12醸造所35種類以上のビール。クラシックなビールからビアカクテルまで、さまざまなタイプのドイツビールをそろえる。フードメニューは、「ソーセージ」を中心に「シュニッツェル」や「プレッツェル」「ザワークラウト」など、ドイツグルメを豊富に提供する。
期間中、本場のオクトーバーフェストと同様に「アルピナ&ヴィオリカ楽団」の生演奏を毎日行うほか、シャボン玉パフォーマンス「第5回泡asobi」(4月27日~29日)、山口県央連携都市圏域の特産品や工芸品などを販売する「山口ゆめ回廊」ブース(4月27日・28日、5月4日・5日)、レノファ山口のパブリックビューイング&スペシャルトークショー(4月28日)などのイベントを展開する。
会場内には、子どもが楽しめる「アミューズメントゾーン」を設置するほか、県内の「地元ガチャ」(宇部市・美祢市・山口市・長門市・下関市)を設置する。
池内副部長は「会場に来てビールをたくさん飲んで盛り上がってほしい。飲んだ後には湯田温泉エリアにも足を運んでもらい、市内の周遊にもつながれば」と来場を呼びかける。
開催時間は、平日=13時~21時、土曜・日曜・祝日=11時~21時。