スタートアップ創出に向けた取り組み「やまぐちアクセラレーションプログラムMirise~ミライズ~」のプレイベントが6月29日、山口の産業交流スペース「Megriba(メグリバ)」(山口市小郡令和1)で開かれる。現在、参加者を募集している。
同プログラムは、山口県が主催する。ロールモデルとなるスタートアップの創出に向け、事業を成長・加速させる場、投資機会を与える場を提供し、全国や世界へと羽ばたく起業家を生み出すことを目的に実施する。
対象は、「事業の成長・加速化を目指す地域の起業家および起業希望者」や「スタートアップおよびベンチャーでの起業を目指す人」、「創業5年以内の創業者」、「新規事業でベンチャーキャピタル等からの資金調達を目指す人」など。
今後、8月~12月にかけて、毎月1回セミナーやワークショップ、ピッチ(短いプレゼンテーション)などを行い、来年2月に成果発表を行う。メインアクセラレーターに鈴木規文さん(ゼロワンブースターホールディングスCEO)を迎え、ビジネスプランのブラッシュアップや資金調達の実現、全国規模のピッチコンテストに出場できるような起業家を生み出していくことを目指す。
同日のプレイベントでは、昨年度のプログラム参加者を迎え、現在の状況や課題、スタートアップに求められる支援などを語るパネルディスカッション「地元起業家×地元支援者×キャピタリスト」やトークセッションを行う。
今月22日には、学生向けに新規事業開発体験プログラムを実施し、県内の大学生12人が参加した。同イベントを運営する「YMFG ZONEプラニング」(下関市)の西田宗一朗さんは「参加することで、スタートアップにおいて何が大切なのかなどのヒントを得て、『自分もスタートアップを目指せるかもしれない』と思ってもらえれば。山口県発のスタートアップ創出を目指し、熱い思いで参加してもらいたい」と呼びかける。
開催時間は14時~17時30分。参加申し込みは、今月28日17時まで。