カフェ「untitled coffee(アンタイトルドコーヒー)」(美祢市於福町上、TEL 080-2893-4964)が美祢・於福に移転オープンして、10月27日で3カ月がたった。
JR美祢駅ほど近くで約3年間営業していた同店。店主の末永忠士さんは「於福は自分の祖父母が住んでいたのでとても思い出深い場所。いつかは於福に出店したいと思っていた。以前と比べると場所はわかりにくくなったが、常連さんは変わらず通ってくれており、検索して来てくれる新規のお客さまも増えて驚いている」と話す。
古民家を改装した店内に、テーブル席=15席とカウンター席=6席を設ける。「以前の店舗はカウンター席のみだったが、テーブル席ができたことで子ども連れの方や、ゆっくり読書を楽しむ方の来店も増えた」と末永さん。
提供するコーヒーは3種類(700円~)。主にイエメン産やブラジル産の豆を末永さんが焙煎(ばいせん)し、ネルドリップ式で提供する。手作りの「チョコテリーヌ」(600円)を用意するほか、コーヒー豆(100グラム900円~)、ドリップパック(300円)も販売する。
末永さんは「一番うれしいのはお客さまに『来て良かった』と言われること。これからもそういう店でありたい。コーヒー屋を志すきっかけになった高校時代の野球部監督の大越基さんにコーヒーを飲んでいただく機会もあり、移転を含めて今年は自分の中でも大きな節目になった」と話す。
「これからの展開は模索中だが、地元産のものを使ったデザートや料理を提供したいとも考えている。この空間を使って何かいろいろなことが出来たら」とも。
営業時間は12時~17時(金曜のみ20時30分まで)。