宇部に「海老（えび）ラーメン専門店 えびそばゆたか」（宇部市妻崎開作）が10月8日、「天ぷらゆたか」内にオープンした。

「オマール海老らーめん」

　経営は「YUTAKAグループ」（宇部市中村3）。7月24日にオープンしたランチ限定の洋食店「オムライス ユタカ」に続き、レストラン「サンセリテ」（秋吉台国際芸術村内）がプロデュースするコラボ第2弾。「オムライスユタカ」の店を利用し、夜限定で営業する。

　提供するラーメンには平打ち麺を使い、スープは「天ぷらゆたか」で使ったエビの殻からだしを取る。

　社長の野上裕太さんは「北海道にみそラーメンの視察に行った際、『海老みそスープ』に衝撃を受けた。天ぷらで使うエビからどうしても端材が出てしまうのを、洋食料理人の技術とラーメン職人の発想を融合させ、SDGsのラーメンが実現した。つけ麺屋のラーメンスープと洋食のソース作りの技法をベースに、オマールエビを使ったソースを組み合わせた『北海道インスパイア系えびそば』」と紹介する。

　メニューは、「えび味噌らーめん」（980円～）、「特製えび味噌らーめん」「えびバターコーン」（以上1,200円～）、「チャーシューめん」（1,300円～）、「濃厚えび味噌つけ麺」（1,200円～）などのほか、1日5杯限定の「オマール海老らーめん」（2,500円～）も用意する。

　魚介豚骨スープを使った「魚介豚骨らーめん」（1,000円～）、「魚介豚骨つけ麺」（1,200円～）、「お子様らーめん」（700円）のほか、「チャーハン」（小500円～）、「ギョーザ」（5個500円～）などのサイドメニュー、唐揚げ付きのセットメニューなどもそろえる。

　野上さんは「洋食店も連日忙しくしている。端材からだしを取るので今のところ夜限定での提供になるが、新しいラーメン体験を楽しんでもらえたら」と話す。

　営業時間は17時30分～21時。火曜定休（祝日の場合は営業）。