山口・中市商店街の「街知箱(まっちばこ)」(山口市中市町、TEL 083-902-3553)で7月21日、「デニムの耳」を活用したエコ商品の販売イベント「デニム33~街知箱に行こう~」が始まった。主催は山口県立大学服飾研究会。
「デニムの耳」とは、デニム生地を織り上げた後に切り落とされる端の部分で、日本のデニム業界では1日に約200キロメートルの耳が廃棄処分されているといわれている。同イベントでは、「デニムの耳」を活用した「エコ」で「かわいい」商品を山口県立大学の学生が考案。「耳」にちなんで33日間販売を行う。
販売するのは6アイテム約120点。家庭菜園や農作業をする時にかぶるだけでなく風呂敷にもなる「日よけ三角巾」(500円)、ひもの長さを調整できるかばん(680円)、指にはめて遊ぶ「指人形」(350円)、色のバリエーションが豊富な「ポケットポーチ」(750円)など。
プロジェクトリーダーの岡部隆則さんは「子ども向けのおもちゃから若者向けのポーチなど、さまざまな年齢層に対応しているので、幅広い年代の人に来てほしい」と話す。
営業時間は10時~19時。水曜定休。8月22日まで。(©マルニ)