山口県が委嘱する「山口ふるさと大使」として、11月21日全国公開のアニメ映画「マイマイ新子と千年の魔法」原作者の髙樹のぶ子さんが選ばれ、同作の主人公・青木新子ちゃんが「山口ふるさと特別大使」に選ばれた。山口県のふるさと大使として、劇場アニメのキャラクターが選ばれるのは初めて。
「マイマイ新子と千年の魔法」は、防府市出身の芥川賞作家・髙樹のぶ子さんが、自らの幼少時代をモデルに描いた自伝的小説「マイマイ新子」をアニメ映画化したもので、昭和30年代の防府市を舞台に自分たちの世界を真剣に生きる子どもたちが描かれている。
新子ちゃんのキャラクターはJR新幹線駅、空港、港湾、県境などに設置されている山口県歓迎看板や、山口宇部空港PRキャラクター、防府市観光ポスターなど県内各所で採用され、県のシンボルとして今後の活躍が期待される。