イルミネーションイベント「TOKIWAファンタジア」が11月24日、宇部ときわ公園(宇部市則貞3)で始まった。
17回目を迎える同イベント。「音と光で彩る光のアートミュージアム」をテーマに、同園遊園地と「ときわミュージアム 世界を旅する植物館」をライトアップする。
メイン企画の「光のスワンレイク」では、遊園地内・芝生広場全面に白鳥をモチーフにしたアラベスクツリーと、水草・植物をイメージしたツリーを設置して「光の花畑」を表現するほか、シンガーソングライター・光田健一さんが制作したオリジナル曲に合わせてた「イルミネーションショー」や、占いができる「体験型イルミネーション」を行う。
観覧車裏に蝶の羽をモチーフとしたオブジェを設置する「かざぐるまの丘」では、周辺をオリジナルデザインの風車で囲って幻想的な空間を演出するほか、市内の保育園・幼稚園から募集したメッセージカードを使用したランタンを芝生広場周辺などに展示する「ランタンプロジェクト」も実施する。
期間中、遊園地を夜間営業するほか、日替わりで延べ170台が来場するキッチンカー出店、SNSフォトコンテストなども行う。無料ゾーンでは、市民による作品12点の展示も行う。
同日の「点灯式」には多くの市民が来場し、イルミネーションが灯る様子やゲストパフォーマンスなどを楽しんだ。宇部市ときわ公園企画課の高尾彰さんは「今年は会場内のイルミネーションを一新して完全リニューアルし、統一感を持たせて過去最大規模で行う。生まれ変わった『TOKIWAファンタジア』を体感してもらいたい」と話す。
「音と光のイルミネーションショーは、クリスマスと正月に特別バージョンを上演するので楽しみにしてほしい。12月14日にも限定のノベルティ(アクリルスタンド)を先着で配布するので来場してもらえれば」とも。
開催時間は、17時30分~21時30分(最終入場は21時)。料金は、一般=1,000円。高校生以下と障がい者手帳を提示した人は無料。来年1月13日まで(12月31日、1月1日は休園)。
ときわミュージアムの「ナイトミュージアム」では、「華鳥風月(かちょうふうげつ)」をテーマに、館内の温室や中庭を「自然」「激」「優雅」などをコンセプトにライトアップとライティングショーを行う。
期間中、公募で集まった地元アーティスト44組が18時30分~、19時30分~の各30分間演奏を披露する「音楽生ライブ」のほか、隣接するカフェ「Cafe Baobabccha」が満月をテーマにした限定メニューを提供するナイトカフェやキッチンカーの出店、クリスマス関連企画を実施する。
「ナイトミュージアム」は、来年1月13日までの金曜・土曜・日曜・祝日に行う。開催時間は、17時30分~21時30分(最終入館は21時)。入場料は、一般=400円、高校生以下無料。