2008年アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門を受賞した映画「マン・オン・ワイヤー」(ジェームズ・マーシュ監督)が9月11日~13日、山口情報芸術センター(山口市中園町、TEL 083-901-2222)で上映される。
同作は、フランスの大道芸人フィリップ・プティさんが6年以上かけて綿密な計画を練り、訓練を積んで挑んだNYワールド・トレード・センターツインタワーでの綱渡り敢行を追ったドキュメンタリー映画。
プティさんは1949 年生まれ。パリ街角の大道芸人としてジャグリングや玉乗りなどで人気を博し、20代の1971年、パリのノートルダム大聖堂で綱渡りを敢行。1973年にはシドニーのハーバー・ブリッジ、翌1974年にはニューヨークのワールド・トレード・センターと、各国の有名な建物で綱渡りを次々と成功させ話題を集めた。
5月にプロモーションで来日したプティさんは、東京・渋谷で綱渡りやジャグリングなど約30分の曲芸を披露した。
上映時間は、9月11日=13時30分・19時、12日・13日=13時30分・16時。料金は、一般=1,200円、any会員・学生=1,000円ほか。各回入替制で先着100人。