宇部・万倉で4月29日、田んぼを会場にしてソフトバレーボールを行うイベント「ワードロカップ2010」が開催された。
会場となった万倉ふれあいセンター(宇部市西万倉)南側の田んぼには、ソフトバレー用のコートが5面設けられ、宇部近郊から35チーム約200人が参加して熱戦を繰り広げた。
当日は、風下から打ったサーブが風に戻されて自分のところに戻ってくるほどの強い風が吹く天候。参加選手たちは風に流されるボールを懸命に追いかけ果敢に飛びついてどろだらけになり、チームメートや集まった観客からは大きな笑い声が飛び交った。参加者の1人は「これだけどろんこになったのは久しぶり。ストレス発散になって本当に楽しかった。寒いので温泉に入って帰りたい」と話した。
優勝したのは「MAX」、準優勝は「K'S Factory」、3位は「VM同好会B」。昨年も優勝した「MAX」は2連覇を達成した。表彰された上位3チームには地元産のコシヒカリ米や野菜などが贈呈された。
ソフトバレー大会終了後には、幼児~小学生を対象にした「ちびっこ宝さがし」が田んぼの中で行われ、子どもたちもどろんこになって楽しんだ。