山口大学吉田キャンパス(山口市吉田)で1月8日・9日、2日間で就職活動を体験するイベント「Take O&F(テイクオフ)」が開かれる。主催は学生団体の「ジコピー山口」。
「就職活動を行う学生に地元企業の良さを知ってもらい、学生と企業の橋渡しをすることで、地元就職者を増やし山口を活性化させよう」という趣旨で開く同イベント。
テーマは「学生と企業の価値観」。近年の学生の就職活動は、企業の知名度や規模で就職先を決めてしまう学生が多い傾向にあり、そこから生まれる学生と企業の価値観のズレが問題視されているという。それを理解し、防ぐためのセミナーや模擬面接などを2日間にわたって行う。
1日目は「価値観のマッチング」を理解するため、経済産業省・文部科学省の関連プロジェクトで指導している山口大学客員教授の羽根拓也さんが講師となりワークショップを開く。
2日目は、実際の企業の人事担当者や経営者が面接官となり模擬選考を行う。模擬選考では、エントリーシート提出から始まり、グループディスカッション、面接を経て模擬内定をもらうまでの一連の流れを体験する。
イベントを通して就職活動の体験をすることで学生が求める企業像と、企業が求める人材像の価値観のマッチングを図る。
開催時間は、8日=9時~18時、9日=9時~20時。定員は先着順で130人。参加料は資料印刷代の500円。問い合わせはEメール(jkp.yamaguchiu@gmail.com)で。