株式会社ロッテ(東京都新宿区、代表取締役社長執行役員:中島 英樹、以下 ロッテ)は、「健口スマイル推進事業の展開に関する連携協定」を締結する公益社団法人山口県歯科医師会・山口県と、口腔機能向上を目指し、今年も山口県内54園の1,093名の年長園児にフーセンガムを提供、フーセンガムトレーニングを実施しました。
このたび、本取り組みを受け、2025年12月22日(月)に徳山めぐみ幼稚園(山口県周南市 園長:村田 佳奈)にて「フーセンガムトレーニング クリスマス会」を実施しました。当日はロッテのフーセンガム名人がサンタクロースに扮し、園児にフーセンガムの噛み方やふくらませ方をレクチャー、フーセンガムを使用した技を披露しました。

ガムをもっている園児
フーセンガムをふくらませる園児
■口腔機能の発達に繋がる「フーセンガムトレーニング」
園児がサンタクロースと一緒に楽しくフーセンガムに挑戦!!
「フーセンガムトレーニング クリスマス会」にサンタクロースに扮したロッテのフーセンガム名人が登場!一足早いサンタクロースの登場に参加した約50名の園児たちからは驚きと嬉しさの歓声が上がりました。園児たちは約2か月間「フーセンガムトレーニング」を実施してきましたが、サンタクロースと一緒にフーセンガムをふくらませることにチャレンジ。みんな楽しそうにトライしており、何度もフーセンをふくらませている園児もいました。また、数名の園児が舞台に上がり、大きくフーセンをふくらませ披露してくれました。
園児たちは「楽しかった!」「もっと大きくふくらませたい!」「技ができるようなりたい!」などと楽しそうに話していました。
村田園長は「園児にとって、このフーセンガムトレーニングは楽しみな時間となっています。トレーニングを重ねて、5分間ガムを噛み続けるようになったり、フーセンをふくらませられるようになったりと、少しずつ自信がついてきているようです」とフーセンガムトレーニングによる園児たちの変化を実感していました。
最後にサンタクロースからクリスマスプレゼントとしてお菓子のプレゼント。園児たちは大興奮のままクリスマス会は終了しました。

噛んだガムの色を測定中
大きなフーセンガムを披露するフーセンガム名人

公益社団法人山口県歯科医師会
小山茂幸 会長 コメント
近年、お口ポカンや上手に食事をとれない子どもが増えてきており、口腔機能に関する適切な情報提供や指導を行う必要性が高まっています。そのような中、2022年に山口県内の幼稚園で実証実験を行った結果、フーセンガムトレーニングでお口の機能が高まる結果が出ました。そこで、2023年から山口県内の園でフーセンガムトレーニングを導入しています。
ガムを噛むことで、口周りの筋肉が鍛えられますし、唾液も出ます。よく噛むことで、味覚もよくなりますし、脳の活性化にもつながると言われています。フーセンガムは子どもたちが楽しくトレーニングできるツールです。今後も子どもたちの健全な口腔機能の発達を促すために、本事業を推進してまいります。

学校法人徳山めぐみ幼稚園
村田佳奈 園長 コメント
フーセンガムトレーニングは、何よりも子どもたちが楽しみながら取り組んでいます。今日もとても楽しそうにフーセンをふくらませていました。当初は、上手に噛めなかったりフーセンが作れない園児がほとんどでしたが、トレーニングを重ね、ふくらませられるようになったことに喜びを感じている園児もいます。トレーニング最終日に「咀嚼チェックガム」を噛むのですが、それをいつ噛めるのか、何度も確認にくる園児もいました。トレーニングの成果を実感し、チェックガムのスコアが良くなっているのを早く確かめたかったようです。また、ご家庭でも一緒にガムを噛む時間をつくるなど協力的に進めてもらっています。口周りの筋肉が鍛えられることで、日常の「お口ポカン」や口呼吸が減るなど、健康面での良い効果がでることを期待しています。



