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宇部の画廊でコラボ作品展-異ジャンルの作家が独自スタイル披露

羊毛作家・立石恵さんの作品

羊毛作家・立石恵さんの作品

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 宇部・新天町の画廊「ART BOX CAN」(宇部市新天町1、TEL 0836-31-0085)で12月13日、グループ展「スタイルテン」が始まった。

ガラス作家・徳永隆治さん、祐子さんの作品

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 同展は県内在住の作家による合同作品展で、今回が3回目。「それぞれの作風やスタイルを楽しんでもらいたい」とガラス、ウール、絵画、陶器の4ジャンルから、5人の作品計約1000点を展示する。

 出展するのは、絵画・田村覚志さん(萩)、ガラス・徳永隆治さん、徳永祐子さん(宇部)、ウール・立石恵さん(山陽小野田)、陶器・藤本剛さん(下関)。

 ウール作品を出展するアトリエ「GUMI WORKS(グミ・ワークス)」の立石さんは、羊毛の魅力について「羊毛は白いイメージがあるが実はグレーや黒が多く、その羊毛を染色せずに使うことも多い。1匹の羊でも体の場所によって毛の風合いや色みが違うので素材にも注目して見てもらえれば」と話す。

 「手吹きガラス工房 透きや」(川上)を構え、器や置物を主に制作している徳永隆治さんと、ネックレスやピアスなどのガラスアクセサリーを主にする祐子さん夫妻は「その日の気分などで色を重ねるので、似たようなものはできても同じものはニ度とできない」と話す。

 祐子さんは「来ていただいたら、そこからまた広がる縁やつながりもあると思う。それぞれの作品の良さを感じてもらえたら」と笑顔を見せる。

 開廊時間は10時~19時(最終日は16時まで)。今月19日まで。

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