宇部の「獅四丸エンターテインメント」、CATVでドラマ開始-市内を舞台に

宇部・新天町を舞台に繰り広げるオリジナルドラマ「HOME」

宇部・新天町を舞台に繰り広げるオリジナルドラマ「HOME」

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 宇部のタレントマネジメント会社「獅四丸エンターテインメント」(宇部市東梶返4)が5月7日、山口ケーブルビジョンで連続テレビドラマ「HOME」の放送を始めた。

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 同ドラマは、映像制作や劇団「獅四丸ファイブ」運営、イベント企画などを行う同社が脚本、演出から制作や編集を手掛ける行うオリジナル番組。出演は同社所属のタレント5人で、内容は30分間のホームコメディー。来年4月31日まで全50話を放送する。

 あらすじは「獅四丸エンターテインメントのオーディションに合格したアイドル志望の東田和仁が、同じ夢を持つ30代の仲間と出会い、共同生活を送りながら不安と期待を胸にタレントを目指すサクセスストーリー」で、宇部・新天町を舞台に「性格に癖のある仲間」とともにストーリーを繰り広げる。撮影は新天町アーケード内のスタジオで行い、番組内では本編終了後に、新天町の店舗紹介コーナーも設ける。

 放送開始を受け、同社の池本博文社長は「このドラマ制作に向け、4~5年ほど前から編集の技術面やタレントの育成に主に力を入れて準備をしてきた。放送終了後からテレビ局にはドラマに関する問い合わせのメールが相次いでいるようで手応えを感じている」と話す。

 今月21日からはロケ企画も予定していおり、「2話に1度はドラマのストーリーとリンクさせ、スタジオを飛び出してバラエティー要素の強い挑戦型のロケを行う」という。

 「このドラマは完全なフィクションではなく、約6割は実際にタレントを目指している私たちの本当の話。役も本名で、キャラクターの性格も本人に近くしている」と池本社長。「県内の企業・タレントによるテレビドラマは県内初の試みでは。これから面白いストーリー展開が待っている。ドラマを通して年を重ねて夢を見ることや努力することが無駄ではないということが伝われば」とも。

 放送時間は毎日16時~16時30分(土曜は10時30分~11時にも放送)。毎週月曜に内容を更新する。

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