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湯田温泉の旅館内に無添加カフェ−女将が10年かけ構想を実現
山口・湯田温泉の旅館「梅乃屋」(山口市湯田温泉4、TEL 083-922-0051)は7月17日、館内に無添加カフェ「季(とき)ゆらら」をオープンした。
席数は26席。今年4月から改装を始め、壁材に珪藻土(けいそうど)や、木材にムクノキを使用し、座りやすいというデンマークの「ワイチェア」も採用した。空間は「きなり」をイメージしたという。
ドリンクメニューは、炒りたてコーヒー(500円〜)、有機無農薬の紅茶(500円)、野菜ジュース(500円)、みかんジュース(500円)など、いずれもオーガニック食材を使用している。野菜ジュースには有機野菜のサラダが付き、ミネラル分が多く含まれた天然塩を添える。そのほか、無添加の出来たてパン(150円)、季節の野菜シフォンケーキ(400円)も。同日、あんこの代わりに山口県の特産品である外郎を使用した「ういろうパン」(150円)も発売し、今後売り出していくという。
ランチメニューでは、「有機米御膳」(1,500円、要予約)を提供。有機野菜中心のおかず、秋吉台の赤米、徳佐の減農薬の有機米などを使用した3段弁当で、400円を追加すると同旅館の温泉に入浴することもできる。
14年前から同旅館の女将を務めているのは佐伯与志子さん。もともと、佐伯さんは30年前から「自分が健康になりたい」ということからオーガニックに興味を持ち、全国各地の食材を調べ、自然食を意識することで知識を深めていった。同カフェについては、仕事柄生活が不規則で昼を抜くこともあったので、館内に自然食を提供する店があればと考えたのがきっかけ。10年以上前から構想はあり、佐伯さん自身が野菜ソムリエの免許を取得し、講座などに出かけ、準備を進めてきた。
佐伯さんは「ターゲットは『オーガニックに興味のある人』。ビジネスチャンスとしてオープンしたのではなく、自分がオーガニック好きだったからオープンした。興味があり好きではないと、なかなかできない分野。すでに少しずつ始めているが、旅館の調理場の料理にも無添加食材を反映させていきたい」と話している。
営業時間は7時30分〜22時。宿泊客だけでなく、一般客の喫茶のみの利用も可能。
梅乃屋(2007-07-26)
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