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山陽小野田・厚狭にパン店「マァール」-パン教室主催女性が自宅で開業

同店の福田圭子さんと佐木代さん

同店の福田圭子さんと佐木代さん

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 山陽小野田・厚狭で自宅を開放してパン教室を開いていた女性が、パン店「お菓子&パン マァール」(山陽小野田市山川、TEL 0836-39-8760)をオープンした。

提供するパンは毎朝手作り

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 オープン日は4月14日。市内で15年ほど前からパン教室を行ってきた福田圭子さんが、建設業を営む夫・佐木代さんの工場移転を兼ねた引っ越しを機に自宅1階を店舗にして開業した。

 店舗面積約20坪。教室も併設するほか、テラス約15席も用意。店舗は約2年かけて佐木代さんが造り上げた。

 店主の圭子さんは「私1人が作っているので多くの品数は作れないが、毎日違うパンを作っている。オープンからの約1カ月で、調理パンや菓子パンなど50種類以上のパンを作ってきた。その日に何を作るかは材料や私の気分」と笑顔を見せる。

 毎朝手作りするパンは、「ふわふわミルキー」(160円)や「じゃがBe(ベー)」(200円)、「クロワッサンロール」「ぶどうパン」など約6種類を日替わりで提供するほか、マフィンやクッキー、マルグリットケーキなど菓子類も5種類ほど用意する。

 今月20日には、ロールパンとアンパンをテーマに同店初のパン教室を開催。1グループ月1回のペースで毎回違うテーマで実施するほか、ケーキ教室も開く。定員は3人~5人、参加費はパン教室=2,100円、ケーキ教室=3,885円

 佐木代さんは「当店は普段通る人しか分からないような道沿いにあるが、周辺地域が少しでも活気付けばと思う。オープン以来、口コミで知った方などに来店いただき車通りも変わってきたような気がする」と話す。

 圭子さんは「おいしかったよと言ってもらえた瞬間が一番うれしい。早いときには15時で売り切れる日もある。お客さまや地域の方に育ててもらえるような店になれば。体が動く限り続けていきたい」と意気込みを話す。

 営業時間は9時~17時(売り切れ次第終了)。火曜・水曜定休。

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