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宇部のパン店が西岐波産キャベツ「ソフトろまん」使ったコッペパン

シュクルヴァンの吉野さん(左)と開発者の江口さん

シュクルヴァンの吉野さん(左)と開発者の江口さん

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 宇部のパン店「シュクルヴァン」(宇部市東梶返3、TEL 0836-37-0757)が3月22日、市内西岐波のブランドキャベツを使った新商品「ソフトろまんのサラダコッペ」の販売を始めた。

ブランドキャベツを50%使用

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 新商品は、同店がサンドイッチ用に製造している丸型のコッペパンに、トマトやキュウリ、チーズ、市内善和産の卵など6種類の具材と西岐波産の「ソフトろまん」を、マヨネーズとコールスロードレッシングで混ぜた具と一緒に挟んだサンドイッチ。価格は120円。

 地産地消の商品展開に取り組んでいる同店が「宇部の特産品を使った商品」として開発。材料に使う「ソフトろまん」は、西岐波蔬菜(そさい)出荷組合が生産する春系キャベツで、3年ほど前にブランド化。6ヘクタールの畑で栽培しており、強い甘味とシャキシャキとした歯応えが特徴。同店では今回約50玉をストックして使う。

 「地元の特産品が多くある中で、直感で『ソフトろまん』を選んだ」と話す開発者の同店製造スタッフ・江口由美子さん。キャベツは「シャキシャキ感をより楽しめるように」と太めの千切りにカット。主に女性と子どもをターゲットに、平日は約80個、土曜・日曜は約100個を用意する。キャベツが無くなり次第販売を終了する予定だが「これから2週間がピークでは」と江口さん。

 「地元の物はやはり手に入りやすく新鮮で、旬であれば比較的低価格で提供できる。地産品を積極的に使うことで活性化にもなれば」とも。

 同店では24日までの3日間、「春のおでかけパンフェア」として1,000円購入ごとに200円のクーポン券を進呈。同商品と「若鶏のジューシーMEGAチキンカツバーガー」(380円)をメーンに売り出す。

 営業時間は6時55分~19時。

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