山口・湯田にフレンチと中華を提供するレストラン「MA CHERIE(マシェリ)」(山口市湯田温泉6、TEL 083-902-5407)がオープンして約1カ月が過ぎた。
店舗面積約37坪、席数38席。6月27日にオープンした同店は、フレンチと中華を同時に提供するスタイルのレストラン。フレンチシェフとしてブライダル施設の厨房(ちゅうぼう)で経験を積んだ店主の河口恭雄さんと、船舶の厨房や中華料理店に勤めていた赤塚大祐さんがそれぞれのジャンルの料理を提供する。
メニューはコース料理がメーン。旬の県産食材も使いながら、季節に合わせて変えていくという。ランチタイムには、フレンチと中華のそれぞれのコース料理(1,490円)と1コースでフレンチと中華を提供する「コラボコース」(2,220円)を用意。
ディナータイムには、各ジャンルのコース料理(3,280円~)や「コラボコース」(4,280円)などのほか、「牛タンシチュー」(1,380円)や「鶏と伊勢エビのロースト」(1,080円)、「黒酢の酢豚」(1,050円)や「北京ダック」(3,150円)、「フカヒレの姿煮」(2,500円)など約25種類の単品料理も用意する。客単価はランチタイム=2,100円、ディナータイム=4,200円。
オープンから約1カ月が過ぎ、利用客のおよそ9割が女性で20代から70代までと客層は幅広い。「『出店したい』という私の4歳のころからの夢が実現できた。敷居が高い雰囲気にはしたくなかったので、アットホーム感を出すために外観も店内も邸宅仕様にした」と河口さん。
赤塚さんは「全体として今は中華料理のメニューの割合が少し多い。中華は大皿料理が多いが、フレンチのような1人用の盛り付けで提供している。フレンチも和の食材も使いながら、親しんでいただけるものにしていきたい」と話す。
河口さんは「店名はフランス語で『大切な人』という意味。お客さまもスタッフも大切にしながら目標高くしていきたい」と意気込みを話す。
営業時間は11時~16時、17時~23時。水曜定休。