宇部・厚南に4月27日、子ども服専門店「one&only(ワン・アンド・オンリー)」(宇部市東須恵、TEL 0836-43-6441)がオープンした。
店主の末原薫さんは、7年間アパレルチェーン店に勤務した経験を持つ2児の母。「育児に追われて忙しい毎日の中でも、自分が選んだ服を子どもに着させたときのかわいい姿を見るのが、ほほ笑むことができる瞬間だった。そんな瞬間が生まれるきっかけを提供したい」と1年ほど前から構想を深め、約半年間の準備期間を経て開いた。
「毎日を楽しく」「お母さんと子どものために」をコンセプトに、店内にはベビーベッドやおもちゃを置いたキッズスペースを「母目線」で設け、試着室は親子で利用することを想定して広く取った。授乳室も備える。
取り扱うのは、アメリカやカナダから直接仕入れる「Ruffle Butts(ラッフル・バッツ)」「kushies(クーシーズ)」などの海外ブランド。シャツやボディースーツ、ブルマー、スタイなど約600点をそろえる。対象年齢は新生児~6歳を中心に8歳くらいまで。客単価、中心価格帯とも3,000円前後。
そのほか、急な出産祝いなどの需要も見据え、おむつを土台に靴下やスタイを載せてリボンなどで鮮やかに装飾した「ダイパーケーキ(おむつケーキ)」(2,000円~)も常時10点以上を用意。予約制でオーダーメードも受け付ける。
「店名は、『あなたの大切な人へ贈ってほしい』という思いを込めて『唯一無二の』『大切な』という意味を持つ言葉を選んだ。今後は、服飾雑貨や育児の際にあれば便利なグッズなどをそろえていく。私も1歳と5歳の子を持つ母。お母さんには気兼ねすることなく遊びに来てもらいたい」とも。
営業時間は10時~18時。月曜定休。