宇部のつけ麺専門店「二代目YUTAKA」(宇部市中村3、TEL 0836-43-9636)が5月11日、オープンから1周年を迎えた。
地元出身でそれぞれに上京していた野上裕太さんと中安紀輝さん、森賀寿雄さんがUターンして出店した同店。3日間煮込んで作る豚骨と10種類以上の魚介素材を合わせた魚介豚骨スープのつけ麺を提供する。
オープン直後には2時間待ちになるなど、半年にわたって連日行列ができる人気ぶりを見せた同店。1日に100杯前後を提供し、1周年を迎えた今月11日には過去最高の190杯を売り上げた。現在でもランチタイムのピーク時には待ち時間ができ、ビジネスマンから学生まで幅広い層の来店があるという。
提供するのは看板メニューの「豊つけ麺」のほか、スープを絡めた「豊 油そば」(以上800円)。辛味調味料の「エビ出汁(だし)辛味」や、「本格味玉」「粉チーズ」(以上100円)などのほか、「炙(あぶ)り豚」(300円)など8種類のトッピングを用意する。
「足を運んでくださったお客さまに、感謝の気持ちを忘れずにお声掛けすることを意識している。1年目は多くの方々に知っていただくことができた。2年目はお客さまとのコミュニケーションを大切にして、心を伝えていきたい」と野上さん。
オープンから4カ月後には、野上さんらの仲間が出店した姉妹洋食店「Chief's Kitchen Merry(チェフズ キッチン メリー)」(山口市阿知須)がオープン。今年3月には「二代目YUTAKA」の2号店が山陽小野田にオープンした。「3人から始まった仲間も今では6人。皆の長所を生かし、思いやりの気持ちを忘れずに支え合ったからこそ突っ走ってこれた1年だった。これからも諦めずに向上心を持ち続けたい」とも。
営業時間は11時~22時。火曜定休。