宇部のオフィス街のレストラン「TRATTORIA SUNMARUNO(トラットリア サンマルノ)」(宇部市常盤町2、TEL 0836-33-6648)が6月9日、オープンから1周年を迎えた。
地元出身の丸野光洋さんが開いた同店。オープンからこれまでを振り返り「盛り付け皿をデザイン性の高いものに変更したり、ボトルのみで提供していたワインをグラスでも提供するようにしたり、パスタメニューも値段を据え置いて具材の量や質を改善するなど、試行錯誤を繰り返した。メニュー数は倍になった。現状に満足せず、『より良く』を求め続けた1年だった」と話す。
南イタリア・ナポリをイメージした「イタリアン食堂」をコンセプトに、生パスタをメーンに提供。昨秋から始めたウニのカルボナーラ「ウニボナーラ」や「ペスカトーレ」(以上1,300円)、「月待ちガニ(ワタリガニ)のトマトクリーム」(1,700円)など魚介をメーンとしたものが人気だという。
そのほか、「本日の料理」として提供する魚・肉メニューは、牛肉を煮込んだ「ペボーゾ」(1,800円)や「サルティンボッカ」、地元で捕れた「マコダイのソテー」(以上1,200円)など旬の食材を取り入れて提供する。
「お客さまは7割が女性。常連の方も増え、月に何度と通ってくださる方もいらっしゃる。オープン時には手一杯の状況になることもあったが、最近になってようやく落ち着いてきた」と丸野さん。「これから夏に向けて冷製パスタも用意する予定。お客さまの要望も取り入れながら、2年目も奮闘していきたい」と笑顔を見せる。オープン1周年を記念し、今月9日から先着300人にバジルの苗を進呈する。
営業時間は11時~15時、18時~23時。日曜定休。