宇部市花火大会が開催される7月26日、企画電車「はなびーる電車」がJR宇部線を走る。
JR新山口駅を17時30分に出発し、花火会場最寄り駅のJR琴芝駅までを走る同企画電車。約70分間の「プチ旅行」を楽しんでもらおうと、車中ではビールや地酒、宇部産の海産物などを振る舞うほか、車両には全国の鉄道ファンに人気の高い「対面式115系」を貸し切りで利用する。
同イベントは、JR宇部線100周年記念事業の第1弾として実施するほか、宇部市雇用創造協議会(宇部市新天町2)が展開する体験交流型イベント「うべまるごとツーリズム」の一環としても行う。主催は宇部市交通局。
同イベント企画担当の吉村陽子さんは「宇部線は沿岸を走ることから、提供するつまみには『うべ元気ブランド』の海の幸の特産品を選んだ。宇部市外の方にぜひ参加していただき、JR宇部線で花火を見に来てもらいたい」と話す。
参加者特典として車内で振る舞うのは、缶ビール2本と地酒「貴」のカップ酒のほか、つまみに宇部蒲鉾(かまぼこ)の「吟撰 鱧の竹輪(ハモのちくわ)」、つくだ煮風の「瀬戸内レンチョウ」1パック。20歳未満の参加者には、ジュース2本と宇部蒲鉾の「つづみちくわ」、菓子「おごっそ蟹(カニ)せんべい」。
乗車記念として、新幹線や電車のイラストがプリントされた「JR西日本特製エコバッグ」を進呈する。
「いつもの電車とは違った雰囲気で、宇部の街並みを車窓から眺めながら『プチ旅行』を満喫してもらいたい。当日は花火大会の会場まで誘導するので、浴衣でも参加してもらえれば」(吉村さん)。
参加費は20歳以上=2,000円、20歳未満=1,000円。定員100人。申し込み締め切りは7月18日。JR阿知須駅からの乗車も可。問い合わせ・参加申し込みは宇部市交通局観光貸切係(TEL 0836-31-2442)まで。