宇部・中央の昭和レトロ居酒屋「泉屋」(宇部市中央町1、TEL 0836-39-6877)が3月7日、昔ながらの学校給食を再現した「懐かしの給食ランチ」の提供を始めた。
同メニューは、昭和40年~50年代ごろの「誰もが好きだった学校給食」(同店店主の川口司さん)を再現したもの。当時から近年まで使われていたアルマイト食器に盛り付け、先割れスプーンで提供する。昭和レトロの雰囲気で楽しむことのできるイベントとして、毎週土曜に限定20食を用意する。
初回となった同日のメニューは、ビーフン、クジラの竜田揚げ、ポテトサラダ、サラダ、コッペパン、フルーツポンチ、瓶牛乳、コーヒー粉末・ミルメーク、マーガリン。メニューは週ごとに変わり、スパゲティやカレー、野菜の煮物や揚げパンなど多彩に組み合わせていく予定。価格は、食後のコーヒーが付いて1,000円。
同日はおよそ2時間で完売する好評ぶり。川口さんは「昭和をキーワードにして思い出されることとして、以前から給食を再現したメニューを提供したいと思っていた。食べていると、自然と小学生時代の話や好きだった給食のメニューについてなど世代を超えて話が弾む」と話す。
「化学調味料は使わず、当時を思い出せるような味わいにした。懐かしい話に花を咲かせながら楽しんでもらえれば」とも。
営業時間は11時~14時、18時~23時(日曜・祝日はランチ営業休み、金曜・土曜・日曜・祝日は24時まで)。水曜定休。