宇部・浜バイパス沿いに7月17日、「ぱれっと接骨院」(宇部市下条2、TEL 0836-35-8010)がオープンした。
同店を開いたのは、元自動車整備士で福岡からUターンした柔道整復師の三原光智さん(30)。宇部出身の三原さんは高校卒業後、自動車整備士の資格を取得し実家の車店に勤務していたが、抱き続けていた「スポーツトレーナーになりたい」思いを実現するため24歳で方向転換。専門学校で学び、福岡でスポーツ選手のパーソナルトレーナーなどで4年間活動した。
約25坪の院内は、間接照明を導入してブラウン調に仕上げ、和の雰囲気をイメージ。施術台5台やウオーターベッド、電流治療器などを備え、一度に4人までを施術する。三原さんの姉で、山陽小野田で女性を対象にした整体を行う助産師・入江ちかさんのサロンスペース「garland.(ガーランド)」も設け、完全予約制で産前・産後のケアも行う。
モットーは「それぞれの体に合わせた施術と体作り」。首や肩・腰・膝などの痛みのほか、スポーツ障害や子どもの成長痛、高齢者の体力維持・向上のサポートなども行う。
三原さんは「院名には、絵の具のパレットのように、患者さんそれぞれの内容で施術することや、僕自身が常に変化し前進し続けたいという思いを込めた。これまでの経験も生かして地元で頑張っていきたい」と意欲を見せる。
診療時間は9時~12時30分、15時~19時30分(水曜午後は完全予約制、土曜は17時30分まで)。日曜・祝日定休。