宇部・新川に10月10日、ラーメン店「宇部ラーメン まじめ川」(宇部市松島町、TEL 0836-39-5702)がオープンした。
店舗面積は10坪。木を使ってナチュラルに仕上げた店内は、カウンター9席、テーブル席4席。「女性客1人でも気軽に入りやすいように」と外から店内が見えるようにガラス張りの外観にした。
店を開いたのは、博多発祥のラーメン店「一風堂」に15年間在籍した宇部出身の安部俊文さん。福岡をはじめ国内各地、ニューヨークなどでの店舗スタッフのほか、製造工場での製造・管理業務を長年経験し、40歳の節目を迎え「働き方を変えたい」と昨秋Uターン。約10カ月の準備期間を経てオープンにこぎ着けた。
定番で提供する「ラーメン」(650円)は、11時間煮込んで作る豚骨100%のスープで、自家製チャーシューとメンマ、ネギをトッピングし中太麺を使用する。定番のラーメンのほかには、「チャーシューメン」(800円)、「メンマラーメン」「もやしラーメン」(以上750円)も提供する。
安部さんが皮から手作りする「ギョーザ」(300円)も提供するほか、ドリンク類は4種類のビール(550円)とリキュール(400円)も用意する。
「スープの製造を経験してきたとはいえ、自分で一から味を作ることが何よりも難しかった」と安部さん。「博多ラーメン」の出身ながら、地元で根付く濃い味わいの「宇部ラーメン」を提供する。
「主なターゲットはビジネスパーソン。自分自身22年ぶりの帰郷なので、お客さまの声を聞きながらこれから試行錯誤を重ねていきたい。店名は子どものころの思い出がある市街地を流れる真締川から。この場所で新たな気持ちで、いろいろなことを経験し勉強していきたい」と笑顔を見せる。
営業時間は18時~24時(スープが無くなり次第閉店の場合も有り)。日曜定休。