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宇部・ときわ湖水ホールでワークショップイベント「超工作」 地元作家と工作体験

「作品を作る現場に触れ、楽しさを感じてほしい」と新野さん

「作品を作る現場に触れ、楽しさを感じてほしい」と新野さん

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 宇部・ときわ湖水ホール(宇部市沖宇部)で7月30日・31日、地元作家によるワークショップイベント「超工作~次元を超えた夏休みの宿題~」が開かれる。主催は地元作家の応援に力を入れる「ありがとう魂」(山陽小野田市埴生)。

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 県内で活動する作家23人、地元企業10社が出展し、ワークショップをメインにしたさまざまな企画を用意する同イベント。作品づくりを通して作家の魅力を伝えるほか、作家の技術向上、販路開拓を目的とする。

 「匠(たくみ)作家×子ども」のコーナーには、20のブースを設ける。萩焼、革製品、木工、シルバーアクセサリー、サンドブラスト、書道など、多種のワークショップを開き、作家から直接指導を受けながら「本格的な作品」を作ることができる。体験料は1,000円~2,000円。

 「宇部企業×artist」のコーナーは、地元企業と作家によるコラボブース展。ロボットが作家の作った森の模型を歩くようプログラミングする体験や、竹炭を使った外郎(ういろう)やアイス、企業が生産した野菜を使ったドレッシングの試食を用意するほか、JALの制服着用コーナーも設ける。

 そのほか、「音楽で街を明るくする会」の音楽ライブ(10時~15時)、「NPO法人 うべ☆こども21」による子ども向けイベントを同時開催し、ウオーターアートや紙芝居の読み聞かせも行う。来場者数は2日間で2千人を見込む。

 ありがとう魂の新野めぐ代表は「職人かたぎで、人に伝えられる技術を持つ作家が集まった。それぞれの作家さんの魅力を知っていただくだけでなく、地元の中小企業の活躍もお伝えしたい。イベントに参加した子どもたちの人生の選択肢が増えればうれしい」と話す。

 「ワークショップは基本的に小学生が対象だが、17時以降は大人の参加も受け付ける。本格的な作品作りを体験し、完成した作品と一緒に充実感や思い出を持ち帰ってほしい」と呼び掛ける。

 開催時間は10時~19時(31日は17時まで)。ワークショップの申し込みは、当日各ブースで受け付ける。ときわミュージアム分館で行う「特別教室」は事前申し込みが必要。問い合わせ・申し込みはありがとう魂(TEL 0836-76-3980)まで。

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