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宇部の西法寺で「寺子屋」 地域コミュニティー再生へ、プログラミング教室も

「寺子屋西法寺」での英語教室の様子

「寺子屋西法寺」での英語教室の様子

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 宇部の「西法寺」(宇部市島2、TEL 0836-21-0014)が現在、「寺子屋」の活動に力を入れている。

「寺を人が集まる楽しい場所にしたい」と斉藤住職

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 「寺に気軽に足を運んでもらいたい」という斉藤淳理住職の思いから、同寺に隣接する「西法寺会館」の2階を開放し、2008年に習字教室を開始。その後、ゆるやかに運営してきた。

 1年前に駐車場を整備して利便性が向上したことをきっかけに、「寺子屋西法寺」として教室の数を増やし、現在は、習字教室(火曜)のほか、英語教室(水曜)、「健康・美体操教室」(木曜)、「子どもプログラミング教室」(土曜)をそれぞれ月1~3回のペースで開いている。

 講師は、教室などを主宰する市民が務め、子どもから大人まで老若男女問わずに参加できる。2月からはパソコン教室(金曜)が始まる予定。

 今月25日に行った英語教室には、市内から5人の女性が参加。宇部・松島町で英語教室「えいご寺子屋Essence」を開く松本マサ代さんを講師に、英語を交えた会話を楽しみながら、新年にまつわる英単語を使ったビンゴゲームや英文のリーディングなどを行った。

 斉藤住職は「どの教室も初めての人が参加しやすい和やかな雰囲気。現代は敷居が高くなってしまった寺のイメージを払拭(ふっしょく)できるように、間口を広げて足を運んでもらえる工夫をしたい」とほほ笑む。

 「教室の数も増え、訪れてくださる人も少しずつ増えてきた。参加者は門徒ではない人が半数。『溜まり寺』をテーマに、地域コミュニティーの一つとして寺を活用し、居心地の良さを感じられる場所にしていきたい」とも。

 問い合わせは西法寺まで。

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