サッカーJ2のレノファ山口FCが3月5日、「維新百年記念公園陸上競技場」(山口市維新公園4)でアビスパ福岡と対戦した。
ホーム開幕戦の来場者数は9651人。客席の半分以上がレノファのチームカラー・オレンジに染まる中、青いユニフォームのアビスパサポーターも多く駆け付け、熱い声援を送った。
福岡市内から家族で来場したという山口千代美さんは「レノファとのJリーグ戦は初めてなので楽しみ。長くチームに所属している城後選手への思い入れが強く、今回も得点に期待している」と話す。
試合は2-1で福岡の勝利。前半に福岡が2点を先制し、後半に山口・小塚和季選手が1点を返したものの、猛追及ばずタイムアップとなった。
宇部から観戦に訪れたレノファサポーター歴3年の大浜隆稔さんは「小塚選手のゴールは気持ちが良くサポーター席も沸いた。もっとシュートを打てる場面があったので悔しさがある。後半のようなプレーが続くようになれば白星につながるのでは」と期待する。
レノファの上野監督は「前半の2点は痛かったが、選手たちはホームで勝ちたいという思いで積極的に頑張ってくれた。出場選手の最善な組み合わせはもう少し探っていく。取り組むべき課題も分かってきたので次節に向けて準備したい」と話す。
次節は、3月12日にアウェーで大分トリニータと対戦する。