宇部の銀天街アーケード(宇部市中央町3)で8月27日、スペインの文化に親しむ「山口宇部スペインフィエスタ」が開かれる。主催は宇部スペイン通り実行委員会。
2020年に開かれる東京オリンピック・パラリンピックにおいて、宇部市がスペインのホストタウンに登録されたことをPRする記念イベント。県内飲食店などによるスペイン料理「ピンチョス」(一口サイズの軽食)と地ビールのほか、スペインの文化に触れる企画を用意する。
出店するのは、飲食店「ポレポレ」、バー「Bar Rey」、居酒屋「燻製(くんせい)香房 燻(いぶ)し屋」、洋菓子店「KURUMILK」(宇部)、フレンチレストラン「ル・マルカッサン」(山口)、パン店「Boulangerie Kura」(美祢)、精肉店「萩ミート販売」(萩)など13店舗。
ジャンルの異なる店舗が県産食材を使い、各店の特色が感じられるピンチョス(100円~)を販売。ドリンクには「山口地ビール」(山口)、「ちょんまげビール」(萩)の地ビールやスペイン産ビールなどを用意し、「しばふ広場」には飲食スペース、アーケード内には立ち飲みスペースを設ける。
会場では山口県立大学フラメンコ部によるフラメンコショー、民族音楽演奏家のストリートライブも行い、スペイン出身の山口県国際交流員によるスペイン文化クイズや、スペインで使われる特殊な形のデキャンタ―「ポロン」から飲み物を飲むチャレンジ企画も実施する。
同実行委員会の宮崎知美実行委員長は「記念イベント第1弾として、まずは『食』にスポットを当て銀天街にスペインバルの雰囲気を再現する。魅力的な文化を疑似体験することでスペインを身近に感じてもらい、世代を問わず楽しい時間を過ごしてほしい」と呼び掛ける。
開催時間は11時~16時。ポロンのチャレンジ企画は、同イベントフェイスブックページへの「いいね」で挑戦権が得られる。問い合わせは宮崎さん(TEL 090-2002-8329)まで。