音楽舞踏劇「桃太郎」、山口で公演-ガムラン音楽とダンスを融合

ガムラン音楽舞踏劇「桃太郎」の1シーン(写真=昨年8月の大阪公演の様子)

ガムラン音楽舞踏劇「桃太郎」の1シーン(写真=昨年8月の大阪公演の様子)

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 山口・桜畠の山口県立大学新講堂で3月23日、ガムラングループ「マルガサリ」による「ガムラン音楽舞踏劇『桃太郎』山口公演」が行われる。

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 日本の民話「桃太郎」を元に、インドネシアの民俗音楽であるガムラン音楽を取り入れながら新しく創られた音楽舞踏劇。大阪を拠点に日本各地で公演をしているガムラングループ「マルガサリ」が作曲家の野村誠さんとともに、5年の歳月をかけて練り上げて創られた作品。2001年から、1年1場ごとに発表する形式で、2005年に全5場が完成した。

 誰もが知っている「桃太郎」の民話をベースに、舞踊や音楽をコラボレーションさせたパフォーマンスと金属打楽器を中心とするガムランによる現代音楽の演奏が見どころ。ガムラン・プレーヤーは音楽を演奏するだけでなく、フロントステージに出てダンスや演劇も行う。

 同作品では、山口県立大学服飾研究会の水谷由美子教授が、同研究会のメンバーとともに衣装デザインを手がけ、作品と同様に5年がかりで制作した。山口公演では、鬼ヶ島の鬼にさらわれる村娘の役に、テレビ山口の佐藤けいアナウンサーが特別出演するなど、地元とのコラボレーションも図られている。

 13時開場、14時開演。チケットは、一般=2,500円(当日)・2,000円(前売り)、学生=1,500円(当日)・1,000円(前売り)、中学生以下=500円(前売り・当日)。問い合わせは、山口県立大学衣造形研究室(TEL 083-928-2550)まで。

マルガサリ山口県立大学(©マルニ)

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