宇部・新天町名店街で5月25日・26日、「まちなかフラワーフェスタ&緑化祭」が初開催される。主催は宇部新天町名店街協同組合。
2018年に同市が策定した「ガーデンシティうべ」構想の実現に向け、市と商店街が連携して推進する事業の一環。市民が日常的に花に親しみ楽しむ文化醸成を図る。
25日は「エバーグリーン」(西琴芝1)や「お花畑なかむら」(明神町3)などの市内生花店と花き生産者による花の展示即売を行うほか、ハーバリウム作りワークショップ、下関市のガーデニング専門店「ガーデンマルシェ」によるグッズ販売などを行う。会場では同日、「琉球アサガオ」の苗を来場者先着50人に無料配布するほか、会場で製作した「ミニ花壇」のコンテスト、不要になったプランターなどを苗やグッズと交換する「物々交換会」、キッチンカー6台によるパンなどの軽食販売も予定する。「フラワーオブジェ」の製作展示も行い、26日は使用した花の配布も行う。
イベントに先立ち5月7日から、商店街内や市役所前など宇部の中心市街地では「ピエール・ドゥ・ロンサール」や「宇部小町」などのバラ約200鉢を設置。「ローズストリート」としての定着を図る。
市ガーデンシティ推進グループの渡辺一正さんは「見頃を迎えたバラで、商店街と協力しながら街の活性化につなげたい。今後も継続して開催し、『緑と花と彫刻のまち・宇部』を盛り上げていきたい」と意欲を見せる。
26日は展示のみ実施する。問い合わせは宇部市ガーデンシティ推進グループ(TEL 0836-34-8485)まで。