食べる

宇部に日本茶カフェ「茶宗天地」 「お茶侍」が癒やし提供、海と庭園の絶景も

「ゆったりと非日常感を味わってほしい」と話す平中健也さんと千恵美さん

「ゆったりと非日常感を味わってほしい」と話す平中健也さんと千恵美さん

  •  
  •  

 宇部・東岐波に5月1日、日本茶カフェ「茶宗天地(ちゃそうあめつち)」(TEL 090-7970-8895)がオープンした。

「癒やし」がコンセプトの和風の店内

 海水浴場「キワ・ラ・ビーチ」近くに、自宅の2階部分を改装して平中健也さんと妻の千恵美さんが開いた。敷地内には以前の家主が整備した日本庭園が広がり、店からは瀬戸内海を一望できる。「癒やし」と「健康」をコンセプトに、和風に仕立てた店内で日本茶を専門に提供する。

[広告]

 宇部の特産・小野茶と、月の満ち欠けのリズムに合わせて栽培された熊本産「輝夜(かぐや)」を独自にブレンドした「茶宗天地」(500円)など煎茶をはじめ、山口・徳地のヨモギやハブ、ビワなど6種の野草をブレンドした「野草茶」(300円)、福岡・八女産の抹茶に和菓子が付く「抹茶星野」(1,100円)などを提供。お茶はアイスとホットが選べ、テークアウトも可能。

 萩市の菓子工房「ウッドムーン」のマフィンやスコーンなど焼き菓子や、自家製米で作る「天地茶粥」(700円)など軽食も用意する。

 2017年までは小学校の教師だった健也さん。「体調を崩したことをきっかけに、お茶の『癒やし』の効果に気付いた。体調が悪くても、お茶だけは飲むことができた」と話す。学校を退職後は熊本・人吉の知人の茶園を手伝い、「日本茶のおいしさを知ってもらえる店を自ら作ろう」と開業を決意。その後宇部・銀天街の屋台型シェアショップ「昭和女子屋台ラボ」で約1年間出店し、今年独立した。

 「店で飲むお茶は、家で入れるお茶とは違った特別感があると思う。日常を離れ、自然豊かな和の空間で『非日常』を楽しんでほしい」と健也さん。

 「お茶は元々『薬』として始まった歴史があり、体にも心にも優しい飲み物。店名の『天地』は『自然界の全てのもの』という意味もある。自然界の恵みをたっぷり受けて、疲れをリセットしてもらえれば」とも。

 千恵美さんは「時間ごとに変わる海の様子を眺めながらお茶を飲んで、時間を忘れてくつろいでほしい。近くには山や古墳もあり、自然も歴史も楽しめるスポット。お茶と合わせて散策を楽しんでもらえれば。日本の誇るべきお茶の文化とおいしさを伝え、生産者の応援にもつながればうれしい」と話す。

 営業時間は10時~17時。火曜定休。

  • はてなブックマークに追加

ピックアップ

ピックアップ