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美祢の喫茶店「sonoda coffee」が3周年 夜は趣味を楽しむ来店客も

薄暗くムーディーな店内奥で園田さんが静かにコーヒーを入れる

薄暗くムーディーな店内奥で園田さんが静かにコーヒーを入れる

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 美祢の里山にある喫茶店「sonoda coffee(ソノダコーヒー)」(美祢市大嶺町奥分、ぽんぽこの里敷地内)が6月8日で3周年を迎えた。

ネルドリップ式で入れるコーヒーと園田さんが作る「生チョコケーキ」

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 プレハブ1軒の建物で開業し、昨年4月には薪(まき)ストーブの設置やライブ開催といった今後の展開に向けて木造店舗を増築。窓から差し込む自然光を抑え、日中でも「静かなバー」のような演出を施す店内にカウンター6席、テーブル席10席を設け、ネルドリップ式のコーヒーを提供する。

 店主の園田力也さんは現在、イエメン産とエチオピア産のコーヒー豆を主に扱い、豆本来の味を感じられるよう「豆に向き合う思いで焙煎(ばいせん)している」という。提供するのは、コーヒー5種類ほど(500円~)とコーヒー豆(100グラム600円~)、ウイスキーに漬け込んだコーヒー豆を焙煎して入れる「カフェオレ」(600円)、「生チョコケーキ」(400円)。

 昼間は40代以上のビジネスマンや主婦の来店が中心で、夜になると20~30代が足を運び、コーヒーを飲みながら本を読んだり、ギターを弾いたりと思い思いの時間を過ごしているという。記念日の来店もあり、園田さんは「背伸びして行きたくなる喫茶店があっても面白いし、選んでいただけてうれしい反面、その期待に応えなければと感じた」と振り返る。

 開業して1年ほどは、認知を広げるためのイベント出店に精力的だった。「今はどちらかというと、店に立って来店してくれた人を楽しませたい。思い浮かぶお客さんの顔が増え、頑張る力になっている。味も店の雰囲気もより良いものにして、恩返しを続けていくことが理想」と話す。

 営業時間は11時~22時(木曜は13時~17時30分)。6月は17日、23日、28日店休。

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