山口・駅通りの今市通りバス停前に4月1日、スタンディングカフェテリア「man-grove(マングローブ)」(山口市駅通り2、TEL 083-920-1492)がオープンした。
店舗面積は約15坪。スタンディングスタイルがメーンで、店内中央にはテーブル2卓が並ぶほか、いす席も8席設けた。テーブルは可動式で、店内をフリースペースとして使用することもできるようになっている。
同店のシステムは「変動相場制」。店名にちなんで「gro(グロ)」というオリジナル通貨を持ち、1グロ=250円の場合、最初に2,500円で10グロ分の通貨に両替し、オーダーの際にグロで支払う。レートは、オーナーの宇野三津夫さんの気分次第で決まるという。
フードメニューは、「タコス」(2グロ)、「グラーブラックス(鮭の塩漬け)」(2グロ)、「チキンティッカ(鶏肉のスパイス焼き)」(2グロ)など、南米系のフードメニューが中心。ドリンクは、生ビール(2グロ)、ソフトドリンク(1グロ)などで、ビールやカクテルは外国産のものを中心にそろえている。
同店は、昨年12月にオープンしたダンスの創作スペース「スタジオイマイチ」の階下にあり、ダンサー仲間である宇野さんが開いた。「スタジオで公演があるときに、ロビー代わりにしたり、終わった後に集まったりできる場所になればと思い、店を開こうと思った」(宇野さん)という。
宇野さんは「『スタジオイマイチ』に来て『man-grove』のことを知ったり、『man-grove』に来てスタジオのパフォーマンスを知ってもらうなど、互いの相乗効果を狙う。公演があるときはレートが下がったり、店内でもパフォーマンスをしたりと、スタジオの企画との関連性は持たせていく」と話す。5月1日にグランドオープン企画として、オープニングパーティーを企画。同店の料理を無料で振る舞う予定だという。入場自由。
営業時間は18時~24時。火曜定休。
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