山口県観光連盟職員が和服姿で出勤-大正時代の雰囲気づくりに一役

職員が大正風の着物姿や書生の格好に扮装(ふんそう)する

職員が大正風の着物姿や書生の格好に扮装(ふんそう)する

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 山口県観光連盟(山口市滝町、TEL 083-924-0462)は5月14日より、職員が和服姿で出勤している。

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 7月からJRグループが山口県を全国に向け集中的にPRする「おいでませ山口デスティネーションキャンペーン」にちなんだもので、今後9月末まで職員のうち誰か1人は必ず和服で仕事をするという。

 同連盟がある山口県政資料館の建物が大正時代に建てられた煉瓦造りの洋風建築であることや、デスティネーションキャンペーン(DC)のキャッチコピーが「はじめてなのに、なつかしい。おいでませ山口へ」であることから、「懐かしさ」を演出するようにキャンペーン終了時まで大正時代の和服姿で仕事をすることを思いついたという。女性職員は大正風の着物姿に、男性職員は書生の格好に、それぞれ扮装(ふんそう)する。

 DCのイベントとして県内18カ所で7月から9月にかけて行われる、地域の昔話や伝説を紙芝居で紹介する「山口どこでも紙芝居」では、山口県政資料館の旧県会議事堂で同連盟職員が演じ手となり「おいでませ山口へ」という演目の紙芝居を披露する。紙芝居を行うのも、もちろん和服姿。

 同連盟の吉谷由紀恵さんは「連盟に来るお客様にレトロ感を味わっていただき、また、県政資料館に来館した観光客には廊下ですれ違う際などに、雰囲気を楽しんでいただければ」と話している。

山口県観光連盟が動画サイト-映像と音で観光地を紹介(山口経済新聞)新山口駅で「SLやまぐち号」出発式-新山口から津和野間を運行(山口経済新聞)おいでませ山口デスティネーションキャンペーンおいでませ山口へ(山口県観光連盟)(©マルニ)

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