日本中国料理協会山口県支部は地産地消「山口ラーメン」を開発、9月から同支部加盟店で提供を開始する。
山口ラーメンは、山口県産小麦「ニシノカオリ」を55%使用した地産地消麺を使ったラーメン。同支部に加盟している中国料理店で9月から提供開始する。麺は各店で同じものを使用するが、具やスープはオリジナルとなり、それぞれの味の「山口ラーメン」として提供する。
同支部の舎川太一支部長の経営する「家常キッチン チャイナハウス」(周南市)では、しょうゆとんこつスープに県内産の焼き豚と半熟卵を乗せた同店オリジナルの山口ラーメンを9月中旬から提供する。そのほか、山口グランドホテル内「随園」(山口市)、「敦煌 山口周南店」(周南市)も9月から提供開始を予定しており、そのほかの加盟店でも準備が整い次第、スタートしていくという。
同支部では、2~3年前から山口ラーメンを作ろうという話が持ち上がり、案を練ってきた。地産地消メニューとして広めていこうと、県産小麦を使った麺づくりに取り組み、試行錯誤を繰り返して、製品化にこぎ着けた。地産地消麺はストレートの細麺。店によって具やスープが変わってしまうため、どんなスープにもなじみやすいような形状を考えたという。
舎川支部長は「将来的には提供する店舗を増やし、具材やスープも各店で共通のものを提供するようにして『山口ラーメン』を作り上げたい」と話す。
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