防府に和歌山ラーメン店-しょうゆ味の濃厚スープが特徴

濃厚味のラーメン「ばり濃(こく)」を提供する「新・和歌山らーめん ばり嗎 防府店」

濃厚味のラーメン「ばり濃(こく)」を提供する「新・和歌山らーめん ばり嗎 防府店」

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 酒類の卸や飲食事業を展開する弘中酒商(本社=下松市)は4月10日、防府・西仁井令に「新・和歌山らーめん ばり嗎(うま) 防府店」(防府市西仁井令1、TEL 0835-22-6222)をオープンした。

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 店舗面積は42坪で、席数は50席。同店のラーメンは、紀州和歌山のたまりしょうゆをベースに、とんこつの旨味を引き出した「最強の濃厚とんこつ醤油らーめん」が特徴。

 メニューは、濃厚でとろりとしたスープの「ばり濃(こく)」(700円)、基本のとんこつしょうゆスープの「ばり嗎」(600円)、石鍋を使った「石焼嗎ちゃーはん」(590円)など。辛口白菜漬、ばり辛漬など、4種類の漬物はセルフで食べ放題となっており、「ラーメンと白いご飯を注文する人が多い」(同店)という。客単価は920円。

 同社が出店した店舗は、2005年7月の「周南遠石店」(周南市青山町)、昨年9月の「宇部浜バイパス店」(宇部市浜町2)に続き、3店舗目のオープンとなる。同社は、半年~1年をめどに山口市内にも出店を予定している。

 同店の伊藤豊店長は「初めて食べたとき、とんこつベースのしょうゆ味は珍しいと思った。こってりしているが、後味がさっぱりしているので、幅広い年齢層に合うのでは」と話している。同社の秋本芳明マネージャーは「まだオープンしたばかりだが、1日の売り上げは同社が出店した周南遠石店と宇部浜バイパス店と同じくらいある。評判はいい」と、早くも手応えを感じている。

 営業時間は11時~25時(当面は22時まで)。年中無休。

新・和歌山らーめん ばり嗎弘中酒商(©マルニ)

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