山口県広報広聴課は9月1日、若者をターゲットにした広報誌「yum2(やむやむ)」を発行した。
同広報誌は、A4サイズ12ページ、オールカラー。山口県内に住む20代をターゲットに、山口県の役立つ情報を伝える広報誌。イラストや写真を多く使い堅いイメージを払しょくし、手に取りやすい誌面になっているのが特徴。15,000部を作成した。
内容は、山口県を拠点に広域で活躍している人へのインタビュー記事、台風や土砂災害、地震などの災害について分かりやすく説明した記事などをはじめ、実際に県内に住む20代の若者が救命講習会の体験レポートをしたり、マスコミ業界で職場体験をしたり、イベント体験をした記事など。
同課では、「県の世論調査で年代の若い人になるほど、政治や経済への関心が低いことを感じ、若い人の意見を聞きながら、県内の生活への魅力を感じてもらおうと制作した。読者と同年代の人が活動に取り組んでいる姿を掲載することで共感を得ようと、体験レポート記事を多く取り入れた」と話す。
県内のセブン-イレブン、道の駅、大学、短大、専門学校などで配布している。季刊で、次回は12月に発行予定。(©マルニ)