食べる

山口に「おむすびころりん」 チャレンジショップから独立、ランチも提供

「おむすびころりん」外観

「おむすびころりん」外観

  • 1

  •  

 おむすびランチなどを提供する飲食店「おむすびころりん」(山口市中河原町)が2月2日、オープンした。

販売するおむすび

[広告]

 店主の江本稔さんは、創業予定者がチャレンジショップとして出店できる「やまぐち創業応援スペース mirai(ミライ)365」(米屋町)で、2022(令和4)年から2年間出店し、今回のオープンに至った。

 江本さんは「医療技術者として約40年間働いてきた。目を酷使する仕事だったので年齢を重ねたら引退しなければと考えていた。料理が好きだったこともあり、引退後は飲食関係の仕事をしたいと思い、10年以上前からおむすびに関係したお店を思い描いていた。おむすびは具材によっていろいろな味が楽しめ、多くの人にとって身近な存在であることが魅力的」と話す。

 「チャレンジショップを経験し、とても勉強になった。自分の店を持つことは目標としてずっとあったので、1年前から具体的に出店を考え始めた」とも。

 妻の敦子さんは「ここは『mirai365』からも近く、気になっていた物件だった。何件か探したが、これまでのお客さんも来てもらいやすく、ガラス張りなのも気に入りこの物件に決めた」と話す。

 店内には、テイクアウト商品の販売スペースとイートインスペースを設ける。イートインスペースは、カウンター席=4席、テーブル席=8席を設ける。

 テイクアウトで提供するのは、「辛子明太子」(240円)、「梅と海苔佃煮」(250円)、「サーモン漬け」(300円)など日替わりのおむすび6種類と、弁当2種類。おむすびは、米を厳選して精米にもこだわり、瀬戸内海産の塩、山口県産の海苔を使用する。

 ランチメニューは、日替わりおむすび2個、味噌汁、小鉢がセットになった「おむすびランチAセット」(825円)、日替わりおむすび2個、一品料理、味噌汁、小鉢がセットになった「おむすびランチBセット」(1,100円)など3種類を用意する。14時以降はカフェタイムとして、ドリンクやケーキを提供する。

 江本さんは「これまではおむすびと弁当のテイクアウト販売だったが、オープン前に勉強した料理も提供できればと思い、ランチやカフェなどおむすび以外のメニューも始めた。多くの人に喜んでもらえる店にしたい。『おむすびころりんに行くとほっとするね』と言ってもらえる存在になれたら」と笑顔を見せる。

 営業時間は11時~17時。金曜・土曜は20時まで営業し、単品メニューを提供する。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース