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山口におむすび専門店「ことむすび」 参加型の店づくり目指す

「ことむすび」入り口の様子

「ことむすび」入り口の様子

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 おむすび専門店「ことむすび」(山口市小郡新町7)が5月14日、山口・小郡にオープンした。

山口県産の米と塩を使用するおむすび

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 場所は、パン店「ブレリック」の跡で、店内をシンプルな内装にして色とりどりのおむすびが際立つようにしている。おむすびを食べて楽しかった「こと」やうれしかった「こと」、様々なことを思い出として結んでいってほしいという思いと、いろいろな「こと」がつながってできた店であることから店名に「ことむすび」と名付けた。

 オーナーは京都出身の川端千紗子さん。出店のきっかけについて「コロナ禍で料理を始めた息子が添加物やグルテンフリーに興味を持ち、市販の総菜や弁当を遠ざけるようになった。私が『お母さんがお弁当屋さんをしたら良いかもね』と何気なく言った一言に対し、『やった方が良いよ』と息子に言われ雷に打たれたような気持ちになった。周りの人に話す中で少しずつ具体化し、将来のビジョンが見えてきた。小さな子どもも食べられるようにおむすび屋にした」と話す。

 提供するおむすびの米と塩は山口県産を使用する。メニューは現在、「塩むすび」(110円)、「鮭」(220円)、「梅」(180円)のほか、焼きさばとめんたいこマヨネーズを混ぜ込んだ「さばんまよ」(230円)、枝豆と昆布の佃煮を混ぜ込んだ「えだこん」(190円)、ごま油で炒った桜えびと卵を混ぜ込んだ「小春むすび」(220円)など14種類で、SNSでネーミングを募集した商品もあるという。

 今後は季節の食材を使うなど新メニューも考案中で、川端さんは「人のアイデアを聞くとおもしろい発想が生まれることに気づいた。SNSを使って参加型のお店作りをしていきたい。商品のリクエストや意見などお客さまとのやり取りを大切にしていきたい」と話す。

 「準備の段階から周りの人の縁に恵まれたお店。出来ないことをひとりで悩むのではなく、助けを求めると形にできることに気づいた。大変なこともあるが、楽しい気持ちの方が大きく、これまでと物事の見方が変わった。スタッフはおむすび愛のある人ばかりで、スタッフの良さが活かせるお店にしていきたい」とも。

 オープンから間もなく1カ月を迎える。川端さんは「ことむすびに行くことが山口に行くきっかけであるような店になりたい。県内の農家さんとコラボするなどして、おむすびをきっかけに山口の良さを発信するのが今後の夢」と笑顔を見せる。

 営業時間は10時~15時(商品がなくなり次第閉店)。月曜・火曜定休。

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