毎日がアースデー――山口の自然や文化を大切にしたいと考えている人や、手作り・手作業を大事にしている人など、「毎日がアースデー」という思いで生活している人たちが「ゆるゆる新聞」を創刊した。
「山口には素晴らしい自然がたくさん残っている」と話す発起人の村川博司さん。滋賀県出身の村川さんは5年前から宇部奥万倉黒五郎に住み、竹炭作りや音楽活動を行いながら自給自足の生活を楽しんでいる。
「昨年からいろいろな活動をする中で、安心・安全な未来を残したいとか、この山口の素晴らしい自然、人、町、村を大切にしたいと思って生活している仲間がつながってきた。そんな仲間たちが普段の日常生活を紹介しながら、こんな生き方もあるんだということをこの新聞で伝えたい」と村川さん。
創刊号は今月17日・18日に開催された「アースデイ@瀬戸内2010」(光市)の会場で約400部を配布した。創刊号では「山口大好き人エッセイ特集」として山口県内各地で生活する人から寄せられたエッセーを掲載するほか、「地球にやさしい生活」をテーマにしたコーナーやイベント情報なども掲載する。
紙面の編集は村川さんを中心に5人で行っている。「カンパを募りながら隔月発行を目指してやっていきたい。楽しく心豊かな活動をゆっくりと長く続けていきながら、同じ思いをもっている人たちとゆるいつながりで仲間が増えていければ」とも。
今月30日に竜王山オートキャンプ場(山陽小野田市)で行われるイベントでも配布を予定する。ホームページからPDF版のダウンロードも可能。問い合わせは宇部市民活動センター(TEL 0836-36-9555)まで。