宇部の魅力を再発見することを目的に実施する体験型観光イベント「第1回うべ探検博覧会(うべ探)」が5月15日、始まった。
同イベントは「きっと、もっと好きになる」をキャッチフレーズに、「巡(めぐる)」「知(しる)」「創(つくる)」「食(たべる)」「癒(いやす)」「楽(たのしむ)」の6カテゴリー49プログラムで展開するもの。
今月15日に宇部ときわ公園で行われたオープニングセレモニーには、会場に設置されたビニールと空気を使った巨大な彫刻「シーバルク」の前で、久保田后子宇部市長と同事務局の赤川信恒理事長、子どもたちが巨大なリボンをほどく「リボンオープン」が行われた。
このほか、オープニングイベントとして子どもたちが店員に扮(ふん)して農産物などの販売を行う「KIDS MARKET(キッズマーケット)」や、軽トラックに野菜や雑貨、手作り品を積んだまま販売をする「K(ケー)トラフリーマーケット」が行われ、宇部産の農産物や福島県の日本酒、喜多方ラーメンなどが販売された。同日は延べ1,500人が参加し、多くの家族連れでにぎわった。
併せて、福島県いわき市から「『がんばっぺ!いわき』風評被害を打ち破れ!キャンペーン」の一環として現地から農業関係者が来場。トマト、シイタケ、キュウリなどを販売し、いわき市の作物が安全であることをアピールした。
同事務局マネジャーの吉村陽子さんは「当日は天気にも恵まれ、たくさんの子どもたちの笑顔を見ることができて本当によかった。今回もさらに盛り上がりを見せてくれると思う」と期待を込める。
同プログラムの内容はホームページで紹介しているほか、申し込みも行える。参加には事前の予約が必要。6月12日まで。