6月24日、今年秋に開催される「おいでませ!山口国体」まで100日を切り、あと99日になった。
宇部ではソフトテニスなどの正式競技が3種目開催されるほか、デモンストレーションとしてのスポーツ行事として初心者も出場が可能な「スポーツチャンバラ」が行われる。
山口県に在住・在勤・在道場(支部含む)のいずれかに該当する人であれば出場可能な同競技。空気が入ったやわらかい剣を使い、面などの防具を付けて対戦する。ルールは簡単で、「相手の身体の一部に当たれば勝ち」「どこを打たれても負け」とわかりやすいのが特徴。
大会では初心者と有段者(経験者)が対戦しないようにカテゴリー分けされており、初心者は初心者同士で対戦するため初心者でも「国体優勝選手」になれるチャンスがある。参加者には大会参加記念章が授与されるほか、1位~4位には正式競技同様に賞状が授与される。
今月19日には宇部市武道館(宇部市島3)で「第14回 山口県スポーツチャンバラ大会」が開催された。同大会開会式で同協会の岡村精二会長は「国体ではデモンストレーション競技だが、出場する人は国体出場選手として胸を張ってほしい」と激励した。
この日行われた大会には初心者4人が体験参加。山陽小野田市から参加した男性(38)は「初心者でも国体に出場できるとは知らなかった。せっかく地元で開かれる国体なので参加してみたい。優勝したら将来、子どもや孫に自慢できるかも」と笑顔で話していた。
初心者は参加無料。申し込みは7月31日まで。申込書はホームページからダウンロードできる。