山陽小野田に11月6日、「街の駅くし山」(山陽小野田市東高泊)がオープンした。
場所はマックスバリュー小野田店近く。店舗面積約30坪。地元で採れた農・海産物の直売所に、うどんやそばを提供する食事処を併設した。山陽小野田に「道の駅」を作ること長年思い描いていた井上聖治さんが2年ほど前から準備を進め、オープンにこぎ着けた。
直売所では地元でとれたダイコン、タマネギ、ユズ、ニンジン、ミカンなどの野菜約30種類のほか、埴生(はぶ)漁港(山陽小野田市)や仙崎漁港(長門市)で水揚げされた鮮魚を販売。価格は時価。そのほか、生花や木工製品、健康食品、地元園芸農場のジャムなども販売する。
食事処は、カウンター5席、テーブル席8席。メニューは、かやくうどん(300円)、肉玉うどん、カレーライス(以上450円)、いなりずし(1皿160円)など19種類。うどんとそばへのトッピングとして、天ぷら(100円)や卵(70円)、天かす(40円)など7種類を用意する。
オープン当日は約200人が詰めかけた。井上さんは「長年構想していたことが、小さいながらも夢がかないとてもうれしい。地元でとれた新鮮で旬のものを提供し続けたい」と意気込む。「後々は海産物などを焼いて食べることができる『カキ小屋』もやっていきたい。不安もあるが、ゆっくり長く愛される店になれれば」とも。
営業時間は、直売所=8時~17時、食事処=11時~15時。問い合わせは井上さん(TEL 090-3376-4675)まで。