車えびを捕まえる-「えび狩り世界選手権大会」の参加者募集

山口・秋穂の中道海水浴場で車えびを捕まえる参加者(昨年の様子)

山口・秋穂の中道海水浴場で車えびを捕まえる参加者(昨年の様子)

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 秋穂観光協会(山口市秋穂東、TEL 083-984-3741)は7月1日より、8月に開催される「第17回えび狩り世界選手権大会」の参加者受付を開始する。

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 同イベントは、山口・秋穂にある中道海水浴場で8月26日に開催されるもので、活きた車えび15,000匹を海水浴場に放流し、えびを手づかみで捕る競技。捕った車えびの数で入賞者を決める。昨年の優勝者は山口市在住の男性で、40分間の競技時間で95匹の車えびを捕まえた。

 昨年は26,000人の応募があり、約17倍の競争率の中、抽選で選ばれた1,600人が参加した。県外からの参加者や外国人の参加者も多く、捕った車えびは持って帰ることができるため、年々応募が増えているという。

 今年の募集人数は1,500人。参加料は大人(中学生以上)=2,500円、子ども(5歳以上~小学生)=1,000円。申し込み方法は、官製はがきに名前、住所、電話番号、参加人数などを明記して、同観光協会へ送付する。7月1日~14日の期間中の消印のみ有効となり、持ち込み、電話、ファックス、メールでの申し込みは受け付けないという。結果は7月末に当選者に通知される。

 山口・秋穂は、世界で初めて車えびの養殖が始まった「車えび商業養殖発祥の地」で、今でも車えびの養殖が盛ん。車えびは秋穂の名産品となっている。同観光協会の時乗輝男さんは「もともと車えびをPRしようと始まった。この大会をきっかけに、秋穂で車えび料理を食べてもらったり、活きた車えびを中元やお歳暮などの贈り物に使ってもらえれば」と話している。

秋穂観光協会(©マルニ)

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