居酒屋が軒を連ねる宇部・中央エリアで3月20日、男女が出会いと交流を楽しむ大型合コンイベント「うべメガ☆コン」が開催された。

宇部の街が若者でにぎわった

　全国的に急速に広がりを見せている大規模「街コン」の宇部版として行われた同イベント。宇部の夜の街の活性化や男女の出会いの場の提供、異業種交流などを目的に既婚・未婚を問わず20歳以上を対象に352人が参加した。

　当日は、受け付けを済ませた参加者が、居酒屋参加店12店舗が記載された地図と参加者用のリストバンドを受け取り、指定された店舗に移動。17時にスタートし、貸し切りの店舗で食べ放題・飲み放題で1店舗約1時間を目安に2店舗目以降は自由に移動し、和気あいあいとした雰囲気で交流を楽しんだ。

　参加者の年齢層は、男性の約90％、女性の約80％が20～30代で、中でも男女共に20代後半～30代前半がボリュームゾーン。2月1日の参加申し込み受け付け開始から半月ほどで定員の300人に達したが、その後も申し込みが相次ぎ100～200人がキャンセル待ちとなるほどの人気ぶりを見せた。

　イベントは21時で終了したが、その後も続けて交流を楽しみたい参加者に向け2次会用の「クーポン店舗」を用意。マップに記載された店舗でドリンクやチャージ料無料のサービスが受けられた。

　主催は、宇部の若者で結成されたボランティアサークル「宇部未来会議」や「宇部ローターアクトクラブ」のメンバーなどで構成する同実行委員会。会長の長谷川直史さんは「主催する側としても初めての試みだったのでどうなることかと思っていた。予想以上の申し込みがあり、急きょ店を増やしたりしたが、滞りなく開催することができた。今後は年に2回の開催をめどに継続して実施して宇部の活性化を目指していきたい」と話す。