宇部出身のアーティスト・清木場俊介さんが4月7日、満開の桜が咲き誇るときわ少年キャンプ場(宇部市常盤台)でファンとの花見イベントを開いた。
ファンクラブ会員を対象に、歌唱はせずに花見と温泉を楽しむ「お花見温泉ツアー2012」と題し1泊2日の日程で開いた同イベント。自身の地元にファンを呼んでのイベントは初の試み。
参加したファンは約320人。1000人を超す応募の中から抽選で選ばれ、福島、千葉などの関東エリアや愛知、岐阜、大阪、神戸などの関西エリアのほか、熊本、宮崎など全国各地からファンが来宇した。
花見では、福岡出身のDJ・TOGGY(トギー)さんが司会を担当。用意した76キロの肉を使ってバーベキューを行ったほか、ファンと談笑する場面もあるなど終始和気あいあいとした雰囲気で「念願だった」ファンとの花見を楽しんだ。
花見を終えた清木場さんは「今日は本当に楽しい。デビューして10年になるが、ずっと真っすぐ突っ走ってきたので応援してくれているファンの方とこのように触れ合う機会を作ることができなかった。最高の思い出になる」と笑顔を見せる。
現在は活動拠点を宇部に置き、東京での活動が落ち着いているときには地元にいるという清木場さん。「夢はユーピーアールスタジアム(宇部市野球場)でライブを行うこと。音楽ライブは認められていないが、いつか実現させたい。宇部が大好きなので、僕ができることであればこれからも地元活性のためにイベントを行っていきたいし、今後もこのようなイベントを継続していきたい」と話す。
花見を楽しんだ後、一行は湯本温泉・ホテル西京(長門市)に移動。夜には宴会を行ったほか、翌日は同所でボーリング大会を開催。清木場さんと別れたファンは、プロモーションビデオの撮影を行った宇部市内のJR妻崎駅や松江八幡宮(はちまんぐう)などのロケ地を巡った。